当院では平成25年10月にCT装置の更新を行いました。

東芝メディカルシステムズ社製 Alexion Advance Edition!従来の装置より最大で75%の被ばく低減、画質の向上はもちろんのこと高精細に全身の短時間撮影が可能です。
この装置の導入によって昨年より保険適用となった大腸CT検査ができるようになりました。大腸の検査は従来、注腸検査(X線透視)、内視鏡検査しかありませんでした。しかし、大腸CT検査はCT装置の性能の向上により注腸検査に替わる新しい検査です。日本ではそこまで普及はしていませんが、欧米では、すでにCTを用いて大腸を診断することが一般化しており、”CTコロノグラフィ(CTC)”として大腸がん検診への応用が始まっています。
検査内容は注腸・内視鏡検査と比べ苦痛はなく、大腸を炭酸ガスで膨らませた状態でCT撮影を行います。(検査時間約10分)
撮影後に3D画像処理を行うことで病変を検索します。
他にも脳出血の原因となる動脈瘤や脳梗塞の原因となる頚動脈のプラークの検索が可能となしました。
検査ご希望の方は医師にご相談ください。