特定健診・特定保健指導について

平成20年4月より特定健診・特定保健指導が義務化されます。

糖尿病、高血圧、高脂血症などの「生活習慣病」の該当者、予備群を減らすために『内臓脂肪型満(メタボリックシンドローム』に着目した生活習慣病予防対策が導入されます。

メタボリックシンドロームについての保健指導が必要な対象者を抽出するための健康診断となります。協和病院も、特定健診・特定保健指導の実施に向けて準備を進めております。

機関情報

最終更新日:2008/01/24

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは・・・

肥満症・高血圧症・糖尿病・高脂血症は生活習慣病といわれている疾患です。これらは個々の原因で発症するというよりも実は、肥満。特に、内臓脂肪が蓄積したことによるものと考えられています。
内臓脂肪蓄積によりさまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を「メタボリックシンドローム」と呼ばれております。

メタボリックシンドロームについて

各種エコー検査

頸部超音波検査

糖尿病、高脂血症、高血圧、高尿酸血症、喫煙、肥満など1つでも当てはまる方で50歳以上の方は医師に相談し検査を受けられることをお勧めします。

CT

当院では平成25年10月にCT装置の更新を行いました

東芝メディカルシステムズ社製 Alexion Advance Edition!従来の装置より最大で75%の被ばく低減、画質の向上はもちろんのこと高精細に全身の短時間撮影が可能です。

CTについて

睡眠時無呼吸症候群

あなたは、良質な睡眠がとれていますか?

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」という病気をご存知ですか?
良質な睡眠を得ることは、健康的で快適な日常生活を送る上で極めて大切なことです。この睡眠が妨げられますと、日中の活動や労働の質・思考及び運動能力の低下を引き起こし、居眠り運転による交通事故などを起こす原因となります。 その他、高血圧や糖尿病、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすことが明らかになってきました。

これらの症状や合併症を伴う睡眠障害の代表が、睡眠時無呼吸症候群(SAS)といわれる病気です。
この病気にかかっていることを本人が自覚していることは少なく、睡眠中のイビキや日中の傾眠傾向から判断する以外にないため、このような症状がみられる場合は積極的にSASを疑い検査を受けることが大切です。

睡眠時無呼吸症候群 診療のご案内

骨粗鬆症検査

年々増える「骨粗鬆症」

骨粗鬆症は、長年の生活習慣などにより骨がスカスカになって骨折しやすくなる病気です。 閉経期以降の女性(男性の約3倍)や高年齢の男性に多く見られますが、若い人でも栄養や運動不足、喫煙、無理なダイエットなどの影響でなることもあります。
骨粗鬆症はなってから治すのは大変で、日頃から予防を心掛けることが大切です。

骨粗鬆症

では、どのようにしたら予防できるのでしょうか?
食事ではカルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む食品をとることが大切です。カルシウムは乳製品や大豆製品、小魚、緑黄色野菜、海草などに多く含まれています。現在の日本人の食事では最低限毎日の食事にあと200mgのカルシウム。目安として牛乳1本分、豆腐なら半丁を加えると良いとされています。もちろん色々な種類の食品をバランスよく摂取することが基本です。
次に運動ですが、骨も筋肉と同様に鍛えることによって強くなります。もちろん骨にも血液が流れており運動することで循環が良くなり、骨を作る細胞が活性化されます。
骨を強くするには負荷が大きいほど有効です。しかし、激しい運動は必要なく、ウォーキングや散歩など趣味の範囲で十分です。また、運動することにより体のバランス感覚を鍛え転倒の際の骨折のリスクも低減します。
大切なことは楽しみながら毎日続けるということです。

当院ではX線を使った骨塩定量解析を行っています。中手骨という手の骨を測定することで骨量を評価し、若年成人・同年代のデータと比較した結果をお渡しします。

両手のX線撮影のみで検査時間は5分もかかりません。(解析結果は後日となります)
とても簡単な検査ですのでご自身の今の状態を見てみてはいかがでしょうか?

骨を持った医者